9784101174174


いまや二郎三郎は、秀忠を自在に操る家康なみの智将であった。彼の壮大な夢は、江戸・大坂の和平を実現し、独立王国=駿府の城を中心に自由な「公界」を築くことだった。キリシタン勢力を結集した倒幕の叛乱を未然に防ぎ束の間の平安を得るが、秀忠の謀略から遂に大坂の陣の火の手が上がる。自由平和な世を願い、15年間を家康として颯爽と生き抜いた影武者の苦闘を描く渾身の時代長編。(「BOOK」データベースより)




その血筋は時を超え、本物となる⁉

大坂の陣、そして家康(影武者) の死をもって、この物語は完結しているが、この戦い、実はこれで終わりではない。秀忠はこの後、本多正純を失脚させ、松平忠輝を改易、駿府の徳川頼宣を紀州に転封など、影武者の事実を知る、またはその意を受け継ぐものを排除していく。

しかし影武者が打った最後の楔が利いたのか、影武者が育てた三人の弟に対しては頼宜を駿府から紀州へと自分から遠ざけただけで完全に排除はできなかった。これがいわゆる徳川御三家(尾張、紀州、水戸)になる。このうち尾張・義直だけは(本物の)家康が遺した子であり、紀州・頼宜、水戸・頼房は徳川の血を引かない、影武者・世良田二郎三郎の子である。ん?紀州?水戸?

お気づきだろうか、秀忠から続く徳川本家の血筋は7代・家継で途切れ、8代将軍に選ばれたのはあの暴れん坊将軍こと紀州・徳川吉宗である。これ以降なんと徳川ではなく、紀州の世良田二郎三郎の血筋が徳川将軍家として続いていく。これ以後、この紀州徳川家の血筋以外で将軍になったのは最後の15代将軍・一橋慶喜(形式上は一橋家から)だが、生まれは水戸家。つまりこれも世良田二郎三郎の血筋である。ちなみに水戸徳川といえば水戸のご老公(水戸黄門)こと水戸光圀だがこの話の流れからは、世良田二郎三郎の孫にあたることになる。

完全な余談だが、暴れん坊将軍も水戸黄門も庶民の中に入って、自由闊達に生きているが、それも自由を愛した世良田二郎三郎の血がなせる業なのかもしれない。


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